2020年9月16日水曜日

細かすぎて伝わらない、AWSリソースの話、CGW編

 CGWと略すリソースがあります。

元はCustomer GateWay。これをCGWと略して表記します。

日本語に訳すとお客様の出入り口かな?要は、オンプレミスとAWSクラウドを接続する際の、お客様ルーターのこと。

っで、Site-to-Site VPNの場合、このお客様ルーターはAWSからみてIPSec VPNの対向となるので、パブリックIPアドレス(とその名前)をセットで、AWSのマネジメントコンソール上に登録する必要があります。これをカスタマーゲートウェイ:CGWと呼びます。

っでは、同じ観点でDirect Connectだとどうか?

Direct Connectではお客様ルーターのIPをマネジメント上に登録する必要はなく、仮想インターフェイス(Virtual InterFace:VIF)を作成する際に、AWSからみてBGPピアの対向となるお客様ルーターのインターフェイスに設定するIPアドレスを登録すれば良いことになっています。

なのでCGWとしてAWS上にリソース登録する必要はないんですね。

公式ドキュメント上では、Direct Connect設定時のオンプレミス側危機のことを「your on-premises peer router」や「Your router」と表現しています。

https://docs.aws.amazon.com/directconnect/latest/UserGuide/create-vif.html

For BGP ASN, enter the The Border Gateway Protocol Autonomous System Number of your on-premises peer router for the new virtual interface.

To specify these IP addresses yourself, for Your router peer ip, enter the destination IPv4 CIDR address to which Amazon should send traffic.

なので、Direct Connectの場合、お客様ルーターの存在をリソースとして登録する必要がなく、日本語では過去には「お客様ルーター」と表記したりしていました。

ですが、ドキュメントによっては、Direct Connectの説明時でも、VPNと合わせお客様ルーターのことをCGWと表記していたりしますが、正確にはAWSヘ登録しているVPNリソースのCGWとDirect Connectで示すお客様ルーターとは、AWS上のリソースとして管理されているか否かの観点でその意味合いが違ってきます。

そうは言っても、図面に書く時、例えばDirect ConnectとVPNの冗長化を一つのお客様ルーターで愁嘆している状況を表現する時、同じネットワーク機器をDirect Connect観点でお客様ルーター、VPN観点でCGWと呼び分けるのは非常に面倒なので、共通の表現としてCGWと呼んでいます。

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